行動ファイナンス

 ファイナンス理論による株価の説明の際よく使われる前提に、「金融マーケットの参加者はすべて同一の情報を持っており、情報の非対称性は存在しない。よって、株価は企業価値そのものを反映したものであり、裁定取引【arbitrage】の余地はない。」というものです。

 しかし、現在のインターネット全盛の世の中では、マーケット参加者の情報格差は非常に激しく、こういった前提自体に無理があると言わざるを得ません。

 そこで、最近注目されている理論に「行動ファイナンス」というものがあります。

 これは、現在のファイナンス理論では説明できない株価の動向などを、マーケット参加者の心理から読み解こうとするものです。

 例えば、最近の個人投資家は、特にネットでのマーケット参加者は、掲示板による情報の影響を受けやすく、極端な例では、掲示板に書かれている情報ならば、例えそれが真実ではないとしても、株の売買の材料にする人もいるということです。

 最近、「日本スピンドル製造株式会社」という企業の株価が上昇しました。この企業は何か企業価値が上昇するようなことをしたのでしょうか。

 答えは「(間接的に)企業価値が上昇すること(=ブランド価値の向上)をした」です。

 具体的には、この会社は、JR西日本の脱線事故の際に、社長の号令で社員が救出活動に従事したとネットなどで情報が流れたことによるものです。

 投資家はこの情報を材料に買いを入れているとのことです。従来のファイナンス理論に、社員が善行をしたら株価が上昇するという理論はありませんでした。しかし、実際にはこういったことが起こり得るのです。

 このように、投資家もやはり人間なので、心理的な側面も考慮した上でマーケットを読まなければならないという好例でした。

 これからは、人の心理を良く知る人ほど、マーケットで勝てるのかも知れません。

[PR]「えっ、こんな投資法があったの! 目からうろこの投資術。」
[PR]株式投資は銘柄選びがすべて!「銘柄発掘ナビ」(サービスの一部を無料提供中)



当サイトへご来訪ありがとうございます。ランキングに参加しておりますので、下記リンクのクリックを何卒お願い申し上げます。
人気blogランキング
posted by よこはま at 07:03 | Comment(3) | TrackBack(1) | 投資
この記事へのコメント
こんばんは、みらいです!当方のブログ、引っ越しました。よこはまさんのブログはためになるので、楽しみにしています。また、寄せていただきます!
Posted by みらい at 2005年05月09日 01:21
みらいさん。毎度コメントありがとうございます。
ためになるなんてことは全くありませんが、暇つぶしにでも読んで頂けるとありがたい限りです。
これからも、宜しくお願いします!
Posted by よこはま at 2005年05月09日 01:35
モンクレールダウンジャケット『販売実績1万3千件突破!!いつもありがとうございます。モンクレールダウンベストは丁寧で安心なお取引を心がけています』
Posted by モンクレールダウン at 2014年12月16日 11:57
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

製造
Excerpt: 製造製造業(せいぞうぎょう)は工業の中でも、最終的な二次産品を生産して社会に提供する産業である。一般消費者が目にする重工業製品、家庭用電気機械器具|家電製品、雑貨などを生産するため、製造業者(メーカー..
Weblog: 製造---辞典
Tracked: 2005-05-13 21:27
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。