REIT(リート:不動産投資信託)

 日本の金利は、バブル崩壊以降低下を続けており、現在では日本銀行の量的緩和政策により短期金利はオーバーナイト翌日物でほぼ0%での推移が続いています。また、この短期金利のアンカー効果により、長期金利も10年国債で1.4%程度(H17.2.25現在)と歴史的な低水準となっています。

 このような金利環境の中、個人で投資をしようと考えると、金利で稼ぐのは大変難しい環境だと思います。もちろん、株式などで思い切ってキャピタルゲイン(値上がり益)を狙うのも選択肢の一つだと思いますが、「ストックビジネスとフロービジネス」でも書いたように、ポートフォリオのリスクヘッジの観点からは、定期的に金利収入を得る投資も同時に保有する方が望ましいと考えます。

 そこで、ある程度の金利収入を得られるものを考えると、最近ではREIT(リート:不動産投資信託)が有力なのではないかと思います。

 もちろん、実際に不動産を取得し、自ら賃貸料収入を得ることが出来ればリターンも大きいのは間違いありません。しかし、不動産を取得するには多額の資金が必要であり、サラリーマンの信用力では、複数の物件に投資することは難しいと思われ、また物件がひとつだけでは、ポートフォリオの分散が利かずにリスクが高い投資となってしまいます。

 一方で、REITは不動産を対象としたファンドですので、複数の物件に投資が行われており、リスク分散も図られていますし、小口化により投資額も一口100万円以内のものがほとんどです。

 それでは、REITがどのくらいの利回りなのかというと、ビー・アール総研株式会社J-REIT(不動産投資信託)銘柄一覧の予想利回りによれば、3%から4%となっており、他の債券と比較しても非常に魅力的な利回りとなっています。
 
 また、債券と比べてリスクはどうかというと、REITは期間が無期限ですので、元本の返還を受けたい場合には、転売しなくてはならないことから、キャピタルロスの可能性がないわけではありません。

 しかし、不動産の賃貸料収入をキャッシュフローの原資とすることから、事業会社の生み出すキャッシュフローよりも比較的安定的と考えられます。また、株式およびREITの価格は、将来のキャッシュフローの現在価値であると考えるのであれば、REITの価格は株式に比べ下落しにくいと言えるでしょう。

 このように、株式と公社債とREITを比較しますと、リスク・リターンは「株式>REIT>公社債」の順になり、REITは株式投資ほどリスクは取りたくないが、公社債ではリターンが小さすぎると考える投資家にとって、最適な投資商品と言えるでしょう。


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不動産起業日記開始!
Excerpt: 2004年12月の不動産起業日記... 私は昨年末からの約4ヶ月間に不動産競売物件を2軒取得しました...
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Tracked: 2005-03-02 12:43
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